南風見田の浜、忘勿石へ <石垣島2024,3,25-3,29>

天気予報では午前中は晴れてお昼位から雨、風向きが変わり気温が低下するらしいので、早めに石垣港離島ターミナルへ。

石垣港離島ターミナル

石垣島7時半の八重山観光フェリーで西表島大原港へ。

歩いて豊原の日本最南端のバス停、南風見田(はえみた)の浜、忘勿石(わするないし)を目指します。以前訪れたことがありましたが、その時は天気が悪く、また最近グーグルマップに忘勿石付近の戦争マラリア関連の情報が登録されたので興味を持ちました。

気温は27度位か夏空です。大原の市街地を抜けて森やサトウキビ畑が点在する道を歩きます。

さとうきび畑、製糖工場

製糖工場を過ぎて丘を越えて豊原

豊原

日本最南端のバス停西表島交通の「豊原」バス停

日本最南端のバス停西表島交通の「豊原」バス停

さとうきびを積んだトラック

牧草ロール

更に延々と森やサトウキビ畑、牧草地の中の道を歩き忘勿石分岐を過ぎて、大原港から約6km、荷物を背負って1時間50分で南風見田(はえみた)の浜に到着。遠浅の美しい浜が広がっています。

南風見田(はえみた)の浜

南風見田の浜

南風見田の浜


往路を戻り、忘勿石分岐から忘勿石へ。

忘勿石(わすれないし)の碑之碑案内板

忘勿石之碑入口

浜に降りると忘勿石之碑

解説板より

忘勿石之碑建立のあらまし
波照間公民館始め関東、関西、沖縄本島、石垣、西表島の各波照間郷友会、識名信升先生のご家族及び、縁故者、知人、友人、退職教員、八重山郡内外の各学校、多数の諸社、諸機関の人々の平和を愛する尊い厚意ある御芳志に依って全世界人類の恒久平和を願い、愚かな戦争の為、亡くなった数多くのマラリア犠牲者の精霊供養と遥か波照間島を望む識名先生の遺徳を偲び建立したものである。

忘勿石之碑建立事業期成会

解説板より

忘勿石之碑
 この一帯は歴史的な戦争マラリアの悲劇の霊境である 一九四五年四月 波照間の住民が軍命によってこの地に強制疎開させられ多くの人々が熱帯マラリアに罹患して 古里の島影を求めながら亡くなった
 その人々の苦悩はまことに筆舌に尽くしがたいものがある 学童とともに疎開し その学童たちの死を見守りながら 浜辺の岩に「忘勿石」と刻んだ識名信升先生の心情は察するに余りある
 この碑が歴史を語り継ぎ 病没した人々の霊を慰め 平和創造への礎となることを祈り願う

一九九二年八月
琉球大学名誉教授
高良鉄史
筆耕
貞歳実勇

忘勿石

「忘勿石 ハテルマ シキナ」
万感の思いで識名先生が鉄剣で石に刻んだ「悲憤の十文字」

ここは所謂「戦争マラリア」の悲劇の場所。
太平洋戦争末期、旧日本軍の作戦の展開上、軍の命令によりマラリア未病地域の人々をマラリア有病地域に強制疎開させ、多くのマラリア患者を発生させてしまった。
詳しくは「戦争マラリア」でググってみてください。

八重山を旅する人は「戦争マラリア」についてぜひ知って欲しいな。

この他「ミルク面」「疎開小屋跡(石碑のみ)」がグーグルマップに登録されたので見学。

ミルク面

解説石柱より

昭和二〇(一九四五)年戦争による強制疎開中 大嵩伊佐(当時七五歳)は、波照間島のムシャーマ(旧盆行事)を想いミルク面を彫りながら帰島を願ったがマラリアに罹患し、ここ南風見田海岸の疎開地で亡くなりました。

令和四年(二〇二二)年八月 建立

疎開小屋跡

解説石柱より

昭和二〇(一九四五)年軍名により波照間島の五集落全住民一五九〇余名が西表島に強制疎開となった。ここ南風見田海岸一帯には一集落四~五班からなる各班当たり数戸約五〇名編成の共同生活が行われた。四月から八月上旬までの疎開生活は、きびしい食料難とマラリアに苦しみながら茅葺きの疎開小屋での共同生活を強いられた。

令和四年(二〇二二)年八月 建立

天気予報のとおり突然雨が強く降りだし傘を差しながら大原港まで延々と歩きます。

14時半の八重山観光フェリーで石垣島に戻ります。


夜は今日も三線ライヴハウス「よるどーや」さんでライヴを聞きながらつまみで生ビールが進みます。うちのミクさんも一緒です。

よるどーやさん

飲み放題セットのおつまみ4品

オリオンビール生

うちのミクさんも一緒

ジーマミ豆腐(単品)

砂肝のニンニク炒め(単品)

ライヴが始まりました。

「このお店では他人はひとりもいません」をコンセプトに、とても温かくて迫力のある三線ライヴです。

ライヴ盛り上がってきました。

珍味三点盛り

今日は2ステージも楽しみました。


ところで「よるどーや」さんにとても若くて可愛い女性の方がスタッフとして入られました。な、なんと"シンガーソングライター"さんで、名前は「帆ノ夏(ほのか)」さんと言います。本州(埼玉県)からの移住者さんです。SNSでのライヴ配信がメインとのことですがCDも発売され通販で買う事ができるそうです。よるどーやさんでは本人からサイン入りを直接購入できると思います。実は管理人は直接購入者第1号なのです。家に帰ってからじっくりとCD聴いてみたいと思います。

ステージで歌う「帆ノ夏(ほのか)」さん

ひとり旅

Posted by でぇあぶつさん