根室散歩・根室国後間海底電信線陸揚施設へ <知床・羅臼、根室、札幌 2021,7,15-7,21>

ねむろ海陽亭さんの朝食は、勝手丼や一人鍋もある豪華なバイキングです。

豪華な朝食を頂いて、根室の町を散歩。明治公園へ。
途中、旧国鉄の「港線跡」の公園を見つけました。港線は昭和9年根室港駅開業と共に開通(根室駅~根室港駅)、貨物扱いで根室や千島で採れた海産物、硫黄鉱石、また千島への生活物資などを運んだと言う。使用された機関車はC12やC58。その後、昭和40年、貨物量の減少や輸送方法の変化(トラック輸送)等により根室港駅廃止と共に廃線となったと言う。

「港線跡地」解説板

港線跡の公園

港線跡の公園

港線跡

港線跡の公園にて

もう少し歩いて明治公園。芝生の中に聳える3基のレンガ造りのサイロが印象的な公園。根室10景のひとつですが、1基が工事中(網で覆われている)、もう1基がクレーン作業中で、3基並んだ姿が見られず残念でした。

明治公園 2基が工事中

(右の塔が傾いて見えるのは、広角レンズのためです)

さすがに夏の根室も暑くて、道端で休んでいたら、おばあちゃんが「今日は特に暑いね、でも涼しい風が吹いてきた」、海の方から涼しめの風が汗をぬぐってくれたようです。曲がった腰を伸ばしながら、おばあちゃんはゆっくりと歩いていきました。

再び汗をかきながら歩き、「ときわ台公園」で涼みます。

ときわ台公園「歴史の然」

ゆっくり歩いて清隆寺にお参り。清隆寺の前の道が工事中で、山門の写真が撮れなかったのが残念でした。

清隆寺境内

岬町にて

海岸沿いの道を歩き「根室国後間海底電信線陸揚施設」へ。以前は「旧逓信省千島回線陸揚庫」と呼ばれ放置されていましたが、最近市で整備して看板や解説板を設置し保存されているようです。これは100年程前に根室と北方領土国後島間に海底ケーブル(電話線)が敷設され、根室側の陸揚げ施設との事で、今でも海底ケーブルは残っていると言う。北方領土が日本人の生活の場であった事の証です。

根室国後間海底電信線陸揚施設 (旧逓信省千島回線陸揚庫)

根室国後間海底電信線陸揚施設 (旧逓信省千島回線陸揚庫)

根室国後間海底電信線陸揚施設 (旧逓信省千島回線陸揚庫) 解説板

この辺りは駅から歩いて40~50分、西浜と言う所ですが、国道と反対側に西浜ラーメンと言うラーメン店があるので行ってみたのですが、「本日定休日」でした(泣。近くの西浜墓園の横の道が工事中、車両全面通行止で墓園の法面の下を歩くようで、とても歩き難かった。

駅方面に戻るべく、国道を歩きますが、坂の上の彼方に立つ「イーストハーバーホテル」はかなり遠くに見えて、失意(泣 と暑さでくらくら😵🌀しながら歩き、「ときわ台公園」の噴水(力の胸像)を見ながら涼みます。ときわ台公園は木陰と噴水と綺麗なトイレ(ウォシュレット付き)があるので、生き返ります。(トイレは冬季閉鎖)

根室は気温29度で夏日です。

お昼は近くのそば処「東雲」さんでざるそば。更級の上品なそばでいけますよ。根室のそばってとても長い❕❔立ち上がってもそばは切れない❔

「東雲」さんの“ざるそば”

さて、花咲線の撮影のために跨線橋へ。13時20分頃の根室行きとその折り返し釧路行き。

花咲線

花咲線

暑いのでホテルに早々と戻り、涼みます。

夜は「浜作」さんで飲みました。人気店でコロナ下でもほぼ満席。確かに料理は鮮度良くいけますよ。近海物の肴を頂きました。お店の方もフレンドリーでなかなか良いお店ですね。

お通し

ホヤ刺し

マツカワ

シシャモ

かき酢

浜作さん

〆は「浅草軒」さんで

「浅草軒」さんの"塩ラーメン"。

今日も根室の夜を味わいました。

明日は花咲線で釧路、釧路から特急おおぞらで札幌です。先月、札幌大通公園の噴水広場等が東京オリパラのマラソンの資材置場のため閉鎖されたのを知って、今回、急遽予定を根室に変更しましたが、飛行機はキャンセル料がかなりかかるので、1泊のみ札幌としました。

ひとり旅

Posted by でぇあぶつさん