根室から中標津を経て羅臼 <鶴居、根室、羅臼2022,5,10-5,18>
根室駅バスターミナル6時59分の根室交通中標津空港線で中標津バスターミナル。バスの車窓からは牧草地や森、時々旧国鉄標津線跡(鉄橋とか築堤)等が望めます。お客さんは私一人でした。
根室交通 中標津空港線(花咲線ラッピング)
根室駅バスターミナルにて
根室交通 中標津空港線(花咲線ラッピング)
中標津バスターミナルにて
中標津で阿寒バス釧路羅臼線に乗り換えますが、今日は日曜日なのをすっかり忘れていて9時台の便は無くて10時25分のバスとなり乗り換え時間が2時間位あります。となると羅臼で昼食を食べる時間があまり無いので、グーグルマップでセイコーマートを探して、スーツケースを引っ張って昼食を買いに行きます。
中標津のバスターミナルの外のベンチで昼食を食べていると、地元の方とおぼしきおばちゃんから話しかけられて、生協のチラシを見ながら「物価が高くなってやりくりできない」と。「灯油とかも値上がりするから大変(特に冬季)」。スーパの食料品の値段を聴いて、都会とあんまり変わらない、または高いものもある。都会は大量に仕入れるから安くなるのか。あるいは地方だと輸送コストがかかるのか。
そんな話をしばらくして、10時25分の阿寒バス釧路羅臼線に乗って羅臼に向かいます。
中標津バスターミナルの窓口で買った阿寒バスの乗車券は珍しい手書き(ハンコ式)です。
阿寒バス 釧路羅臼線 羅臼営業所ゆき
そのおばちゃんは途中の"○○何線"と言うバスの停で降りられて、原野の防風林の中のご自宅に続く道を歩いて行かれました。この方は羅臼に向かうバスで良くお見かけする方で、今回偶然お話しする事ができて驚きました。私は何時もは釧路から羅臼行きのバスに乗るので、話す機会(きっかけ)が無かったのです。とても話し好きな方のようでした。
羅臼本町に到着
阿寒バスを羅臼本町で降りて、知床ネイチャークルーズさんの事務所でスーツケースを預かって頂き、近くの誠諦寺(じょうたいじ)さんで満開のエゾヤマザクラの鑑賞。丁度良い時期でした。
誠諦寺のエゾヤマザクラ
誠諦寺さんのエゾヤマザクラ
知床ネイチャークルーズさんの"エバーグリーン38号"午後便に乗って羅臼沖へ、シャチを探します。
船で良く見かけるシャチ好きなご常連さんたちも乗船されておられました。国後島の爺爺岳が見えるあたりまで船を走らせて、シャチの群れに出会いました。いくつものグループでしたが、とてもフレンドリーなグループがいて、船に着いて来て、目前に顔を出したりしました。望遠レンズだったので撮影は無理でしたが。シャチが船のすぐ横を浅く潜って泳ぎ、その大きさに驚きました。
羅臼岳が美しい
北方領土国後島 爺爺岳
北方領土国後島
シャチが船に付いて来ます。
シャチ
シャチが目の前に
北方領土国後島 爺爺岳とシャチ
シャチ
海中にいるもう一頭と戯れている感じです。
シャチ
北方領土国後島とシャチ
日露中間ライン付近、ロシアが実行支配している北方領土国後島が間近かに望め、また最近斜里ウトロの観光船事故があり、とても複雑な思いですが、私は"エバーグリーン38号"と船長、船会社を信じていつも乗船させて頂いております。
夕方強い雨が降り始め、食事をしようと外を歩いていたのですが、色の濃い虹がかかりました。カメラ(一眼)は持っていなかったので特に撮しませんでしたが。
夕食は「いさみ寿司」さんで"知床にぎり"等を。羅臼ならではのとても新鮮なお寿司で大満足でした。
お通しは"北海しまえび"を茹でたものです
知床にぎり
すけ、ほたて、えび、さめがれい、かに、おひょう、きんき、うに、いくら、うちこ、つぶ
ほっき、たこ
漁師さん(網元)は当たれば結構儲かると思いますが、儲かったお金は札幌のマンション等に投資して更に儲けると言う、とても堅実な方々多いそうです。
明日もクルーズ船に乗る予定です。