羅臼の海へ <羅臼、釧路2019,6,4-6,9>

知床ネイチャークルーズさんの"エバーグリーン"号で羅臼沖へ。

以前、「民宿とおまわり」さんで何度かお会いした“大阪岸和田のK”さんと、船で偶然お会いして暫し雑談。

今の季節はシャチ。今日は見られるかな?

イシイルカを何度か見つけますが、あまり背びれを水面から出さずにジャンプして泳ぐ特徴的なイルカ。あまり絵にはならないかなぁ…。

「日ロ中間ライン」近くまで船は進み、知床半島沿いに知床岬の方へ下る。
ロシアが国後島等四島(北方領土)を実効支配している為に、知床半島と北方領土国後島の中間に「日ロ中間ライン」が設けられ…観光船はこれより北方領土国後島側へは入れない。

「日ロ中間ライン付近」

なかなか難しい問題ですが、北方領土国後島を目前に望む「日ロ中間ライン」近くまで観光船で行けるのは、とても価値ある事。日本国の領土について、ここを訪れる度に考えさせられます。まあ、海上に線が引かれているわけではないのですが…。
船長がいつも言われていますが…「日本の国会議員さんも、是非、ここに来て、北方領土国後島をご覧になって欲しい」…と。

北方領土国後島側に入れるのは「安全操業」と生き物のみ。
昔、「日ロ中間ライン」を越えて北方領土国後側で操業する日本の漁船に対し、ロシアが幾度となく拿捕等の措置を取ったため、日ロ間で「安全操業」という取り決めがなされた。
「安全操業」は、日本がロシア側に入漁料(協力金)を払って、年間20隻の漁船(順番制)のみ認められる。安全操業の識別の為に船体の一部はオレンジに塗装、日の丸の国旗掲示する必要がある。
また、日本の漁船の行動は、羅臼をはじめ日本の5つの漁協のレーダーにより常時監視記録され、安全な操業を願っている。

漁師さんたちが、苦労されて魚を採っていると思えば、スーパーに並ぶ魚を感謝して頂くべき。

最近、ある議員さんが北方領土に関して、つまらない発言をされたようで、ロシア側が領土問題について態度を硬化させてしまった事はとても残念です。

さて、マッコウクジラを発見。船長の話では、海面に浮上している姿は其程ではないが、実物は"タンクローリー"位巨大と言う事です。

マッコウクジラ ブロー

マッコウクジラ 潜水

その他、フルマカモメ、ハシボソミズナギドリ等。残念ながらシャチは見られませんでした。

途中、蜃気楼が見られました。何も無いはずの海岸線に町並みが出現。

蜃気楼?

午後は雨の予報なので、船には乗らず、散歩。

阿寒バス「富士見町」バス停

お昼は「正寿苑」さんで、"焼肉ランチ"。ボリュームいっぱい。

「正寿苑」さんの"焼肉ランチ"

夜は居酒屋「いわみ」さんで飲みました。

生ビール

お通し

沖漬け

〆さば

焼酎水割り

ハモ焼き(カラスハモ)

おにぎり、味噌汁

居酒屋「いわみ」

後日中標津の病院で大腸の内視鏡の検査を受けるという地元のお客さん(漁師の奥さん)と癌と葬式、市民税(町民税)、健康保険税、固定資産税の話で、盛り上りましたが…これもローカルな居酒屋ならではの事。なかなか面白い話しでした。健康保険税は羅臼の方々がとても高い(網元さんや漁師さんだと所得が信じられない程高い為に)ようですが、反面、固定資産税は首都圏の方が高い…こんな話し。財産を町に寄付すれば、葬式等(死後の事は)、町がやってくれる…と言う話しは、地方を旅すると良く聴く話しですが、其れもなんか淋しい話し。結婚しても、子供たちは都会に出てしまい、最期は結局一人…っ…か。終活は町に寄付?

羅臼で唯一のパチンコ屋も春に閉店されたので、町の若者の遊ぶ所が無くなった…と。あとは中標津か釧路まで。スナックのカラオケも飽きてしまうそうで…。映画館は釧路までいかないと無い。羅臼から釧路まで約160km、クルマで約2時間半、路線バスで約3時間少々かかる。

あと、独身の方も多い…とか。漁師さんだと、出会いの場が無い。

…居酒屋の話し、特に「はも(カラスはも)焼き」はとても美味しかった✨です。マスターとはお会いしませんでしたが、マスターは大の巨人ファンとの事でした。

明日は一日、観光船でシャチウォチングの予定。

ところで、港に豪華クルーザーが停まっていましたが…某有名芸能人の旦那さん所有の物との噂が…某有名芸能人本人も来ないかなぁ…と町中の話題に…。

ひとり旅

Posted by でぇあぶつさん