羅臼から釧路を経て根室 <鶴居村、羅臼、根室2022,2,22-3,1>
羅臼の町は吹雪。ホテルをチェックアウトして阿寒バスの羅臼営業所まで15分位歩き、羅臼(営)6時40分の釧路羅臼線釧路行きのバスで釧路に向かいます。
羅臼富士見町バス停
羅臼営業所
一番左が釧路羅臼線 釧路市立病院行きです。
途中から学生さん達が乗られ、結構混んでいます。学生さん達は標津、中標津で降りられ、また中標津から釧路の病院へ通うお年寄りやサラリーマンの方を乗せます。中標津あたりから晴れて、バスの窓から雪融けの大地と麗らかな春の日差し、暫しうとうと。
10時半頃釧路に到着。
釧路駅前バスターミナル
釧路から11時12分のJR花咲線 快速ノサップで根室へ向かいます。列車は「流氷物語ラッピングトレイン」クリオネが可愛く描かれています。内装は足元部分に流氷の写真が貼られている位で、普通のキハ54です。
快速ノサップ「流氷物語ラッピングトレイン」
快速ノサップ「流氷物語ラッピングトレイン」
快速ノサップ「流氷物語ラッピングトレイン」
向かいのホームに新型電気式気道車H100型の試運転車が停車中。これはディーゼルエンジンで発電した電力で主電動機を動かすと言う新システムの列車で、何れは北海道のローカル線はこの形式に置き換わるのか。因みにH100のHは北海道(Hokkaido)のHだそうだ。
電気式気道車H100型
出発間際、札幌からの特急おおぞらが到着。3月のダイヤ改正で261系に置き換わる283系で、皆さんカメラを向けていました。
特急おおぞら 283系
以前乗った事がありますが、この283系のグリーン車はなかなかラグジュアリー感があって、座り心地は素晴らしいものでした。今日、釧路駅のみどりの窓口で、私は花咲線の根室往復切符を買いましたが、隣の方がこの特急おおぞらの札幌までのグリーン車(一人席)を買われていました。一般の方も乗り納めなのでしょうか。
花咲線で根室まで長い旅。厚岸までは1シート(2人席)に概ね一人づつで(20名少々)、厚岸でだいぶお客さんが降りて根室までは10名程の乗車です。
落石駅手前、エゾシカがたくさんいます。
車窓から落石岬
根室に着いて、駅前通りにある喫茶「ニューモンブラン」さんで根室名物"エスカロップ"を頂きました。たけのこ入りバターライスの上に豚カツ、その上にデミグラスソースがかかった、根室っ子にはお馴染みの料理。根室っ子は"エスカ"と呼んでいるようで、このお店の前身のモンブランさんが発祥。もともとは漁師さんに手早くボリュームのある料理を提供するために考案されたと言う。
ニューモンブランさん
ブレンドコーヒー
根室のソウルフード「エスカロップ」
さて、ホテルは駅に割りと近い「イーストハーバーホテル」さんです。
イーストハーバーホテル ツイン シングルユース
チェックイン後、根室駅前バスターミナル14時41分の根室交通「公住循環線」のバスで、光洋中学校前下車。
光洋中学校前
東根室駅へ
少し歩いてJR花咲線「東根室」駅。日本最東端の駅です。
列車が来るまで50分位ありますが、冬の東根室駅の撮影など。
東根室駅
東根室駅
東根室駅
東根室駅
再び根室駅に到着。
東根室15時54分の根室行きに乗って再び根室駅。この列車は「ルパン3世ラッピングトレイン」です。東根室から根室まで運賃は200円。根室駅のホームの駅員さんに連続して2回お会いして(前の列車とこの列車)、驚いておられた様子でした。
さて、急いで駅を出て、10分位歩いて駅の反対側に回り、根室駅と停車中の花咲線を撮影。
根室駅と「ルパン3世ラッピングトレイン」
ホテルに戻ります。いやぁ、疲れた。
夕食はホテルから歩いて5分位の所にある「根室 花まる 本店」さんでお寿司。名の知れた回転ずしですが、とても新鮮な握り寿司をリーズナブルに頂きました。
回転ずし「花まる」さん
明日は半日根室を歩いて釧路から羽田、帰宅予定です。